サイクリストがジムで行うべき筋トレ
エンデュランス系スポーツには筋トレは必要ない。
それはこれまでその界隈では長年言われてきた事であるし、僕もそれを信じていた一人であった。(ただコアトレーニングは以前から必要であると考えていた)
特にサイクルロードレースになると、体重の増加が登坂時に負の影響を及ぼしやすいと考えていた。しかし、ある時YouTubeを漂っていたときにある衝撃てきな光景を目の当たりにしてしまう。
オレゴンプロジェクトのトレーニング
それは大迫傑選手のトレーニング風景であった。バーベルでスクワット、デッドリフトを行っていたのだ。しかも高負荷。しかも低回数で。まさにボディービルダー顔負けである。これは非常に興味深かった。サイクリストと同じくらい減量強いられるマラソン選手これ程まで本格的な筋トレを行っていたのだ。しかも日本トップレベルの選手が。大迫傑選手はナイキのオレゴンプロジェクト所属(当時)オレゴンプロジェクトとは最新のトレーニングを行うことで非常に有名である。いわばマラソン界のteam ineos 的な立ち位置か。そんなチームが導入したのだから無意味なトレーニングであるはずがない。しかし、なにか確証がほしい。と思って調べているとあったあった
筋トレはVo2max向上に寄与
https://note.com/coach_takei/n/n7b2ebe821233
便利な世の中である。ここにエンデュランス系アスリートが筋トレをした場合のパフォーマンス向上について書いてある。
誰かが言っていたきがするが、科学分野では実験の対象が多いが、スポーツ分野では圧倒的に実験の対象が少ないと。実験結果が偏るのも仕方がないという訳だ。なのでこれが100%正しいとは言えないが、世界のトップに君臨しているチームが取り入れるのであるから無意味ということはないであろう。
しかもこの記事にはどれぐらいの負荷でトレーニングを行えばいいか書いてあるではないか!!詳しい内容は上記の記事を参照していただきたい。
ただひとつ惜しい。どのような種類の筋トレを行えばいいかわからない。なんとなくスクワットとデッドリフトが効果的なのはわかるけど、他にも色々知りたいと思ってまたまた調べてみた。
すると、またまたあるではないか
どのような筋トレを行えばいいのか
なるほど。とにかく筋トレは持久系スポーツのパフォーマンス向上に寄与するのか。では具体的にどのような種類の筋トレをすべきなのか。youtubeで「strength training for cyclists」的な感じで自分の中の持てるだけの英語力を発揮して検索しても出てくるのはコアトレーニングばかりそうすると。。。
上記のサイトにすべてが書かれている。伊藤透さんの記事だ。動画も一緒に掲載されていて非常に理解がしやすい。僕のような筋トレなんてこれまで一切してこなかった素人にとってこれほど喜ばしいことはない。
ただ、理想はこれ程の量の筋トレをこなすことが必要ということは理解できる。しかし、実際トレーニングを行ってみるとわかるが、
非常に時間を要する
のである。
学生なので本来は時間が有り余っているはずであるが(現にこのブログの名前も人生の夏休みである)今の時期は終活シーズンである。忙しいアピールではないが、事実かなり時間が制約されているので、これすべてを行うわけにはいかない。
なので僕はこれ全部を行うわけではなく、かなり重要であろうワークアウトのみを行うこととした。以下が僕が抜粋したトレーニングである。(ご参考までに)
バーベルスクワット
バーベルスクワット(片足ずつ)
バーベルデッドリフト
ロシアンデッドリフト
ワンハンド・ダンベルローイング
以上である。回数はこれまで挙げたサイトを参考にして決めた(時間とも相談しながら)各5回を3セット行っている。順番は全身を使うトレーニングから特定の部位を鍛えるトレーニングになるように行った。理由としてはそのほうが特定の部位のみを鍛えるときにより意識を向けやすい。。。気がしたからだ。まぁこれも僕がトレーニングをしているときに感じたことを勝手に言っているだけなので、これもまたご参考までに。
どれぐらいの頻度でするのか
これもご紹介した記事からの抜粋になってしまうが、火曜日と金曜日の週二回で最低でも中2日空けるようにしている。なぜこの二日にしたのかというと、火曜日は一週間のトレーニングの始まりであるから(僕のトレーニング計画では月曜日はオフ)そして、金曜日はイージーライドの日だからである。極力バイクのトレーニングに支障が出ない範囲で筋トレを行っていく。
どのくらいの効果があったのか
6週間このようなトレーニングを続けていると嫌でも効果が表れてくる。
まず、体がたくましくなった
これはもともとの体質もあるし、現に僕がトライアスリートだからということも考えられるが、明らかに体が大きくなった(特に脚)
次にダンシングが疲れづらくなった
これは筋トレの効果か自分の普段の練習のおかげかはわからないが、その要因の一つとなっていることは間違いなさそう
肝心のVO2MAXの向上などは自分の鈍感なセンサーでは体感することができなかった。より効果が表れるためにはもっと継続的な筋トレが必要なのであろう。また効果が体感できたらアップしようと思う
サイクリストは筋トレをすべき
もう細々もやし体型からは脱出しよう!コアトレーニングはもちろんのこと、ジムにあるようなマシンを使用したトレーニングも必要であると考える。時代の最前線を突っ走っているチームが導入しているものを導入しない手はないであろう。結論、みんなムキムキになろう!