全日本選手権への道⑬
今日は回復走もかねて、実家に帰る。
明日は久しぶりに高校時代に使っていた練習コースを使う。楽しみなようなしんどいような笑
全日本選手権への道⑫
今日はftp付近を10分6本行い。合計で2時間のローラー練習だった。骨盤と肩甲骨の連動のしかたのコツを掴めた感じがした。外で走るときに頑張って同じことを再現してみよう。
西日本チャレンジまで残りわずか。できることは限られてるけど、着実にステップアップしてる。あとは間に合うかどうかだけ。焦らず着実に
才能がない選手がするべきこと
うん。私のことだ。自転車に関して才能がないのは知っている。レースで優勝したことも少ないし、圧倒的な強さもない。でも才能がある選手は私たちのような凡人をあざ笑うかのように勝利を量産していく。時々嫌になる。勝てる可能性がないならトレーニングする必要ないではないか。でもそれは少し違うかもしれないとこの頃思うのである。
1%の積み重ね
凡人が才能のある選手(以後天才と書く)に勝つことはあるのであろうか?結論から言わせてもらうと大いにあり得ると言える。それには何が必要なのか。それがこのトピックの最初にも書かせていただいたが、1%の積み重ねであると感じる。では具体的にどの様なことをすればいいのか。いい例が自転車チームのチームsky(現ineos)である。
私の大好きなブログの一つである。失敬ながら引用させていただく。世界最強と言われるこのチーム。徹底的な管理体制やレース戦術はいい意味でも悪い意味でも反響がある。その姿勢は大いに見習うべきである。
ただ、このチームのようなことをする予算が私たちひとりひとりにあるかといわれるとおそらく皆無であるように感じる。
でもこんなことをしなくても、勝利のための1%はそこら中に転がっている。以前紹介したであろう、食事であったり、
外出後の手洗いうがい、スマホばっか見ずにすぐに寝る、エスカレーターを使わず階段を利用する・・・今私が思いついただけでもこれだけある。えっ?こんなこと?と思われるかもしれないが、すべてが勝利のための1%である。その1%を意識するだけでも自分の姿勢が勝利に向かうのである。それはスピリチュアル的観点からみても正しいのかもしれない。(今後このことについて記事にする予定)
弱い選手は機材に頼るな?
よくこの様な言葉を聞く。弱いんだからそんなホイールを使うな!陸上の世界でいえば、シューズに値するかもしれない。この言葉は完全に間違っているとは断言しないが、正解とは到底いえない。弱い選手は強い選手に対して真っ向勝負を仕掛ければ負けるのは明白である。ならばそのほかの機材のレベルを引き上げて、その実力のギャップを埋めるほかないのではなかろうか?だから、自分が弱い選手だからあんな機材を使うのは気が引けると考えている選手がいたら、ぜひその機材を投入してほしい。ただし、それに見合った努力と豊富な財産は必要ではあるが。
自分が弱いということを認めること
これが一番大事かもしれないから赤文字で書かせていただいた。
トレーニングで一番差が出るところであると今の段階では結論付けさせていただいた。今流行りのパワートレーニングをするときにも一番最初にはFTP計測をしなければならない。最初から高い値を出すことができればそれは素晴らしいことである。しかし、この記事を読んでいる大抵の人々は最初のFTP計測の結果には失望するであろう。ただそこからその値を受け止めてトレーニングをすることができるのか?それができるかが成功するかできないかの違いである。
今回はFTP計測のみに焦点を当てて話をしたが、フォームの改善であったり、ペダリングの改善の場合でも同じことが言える。自分の弱いところとどれほど向き合えるかが大事になってくる。
一番大事であると自分で書いておきながら自分が一番できていないところだと感じる。
インターバル練習のあと1秒
自転車の練習だけではないが、インターバル練習は誰もが一度は取り組んだことがある練習であろう。例えば、3分全力走×9というメニューがあるとする。3分の最後のほうは息が乱れてきて、もうすぐにでもペダルを踏むのをやめてしまいたくなる。あと1秒だけだし少し緩めても大丈夫であろうと妥協する。トレーニング的観点からみると、その1秒脚を緩めた分は全体のトレーニング効果的にはそれほど影響を受けないように感じる。しかし、その1秒が命とりなのである。ロードレースではあともう少し粘らなければならないというシチュエーションが多数存在する。いわば我慢比べだ。そこでそのインターバル練習で培った1秒粘る精神力が勝敗を分けるのだ。練習からあと1秒まで手を抜かない意識を持とう。
まとめ
色々と書いたが、結局は当たり前のことを当たり前に素直にしろということだ。ここに書くことによって自分に戒める目的で書いたから少し乱雑な文章となっていることは勘弁いただきたい。
ここに書いてあることは強い選手はもうしていることかもしれない。じゃあ才能のない選手は勝てないではないかと思われるかもしれない。しかし、冷静に考えてみてほしい。上記に書いたことを完璧にこなせる人が何人いるだろう?おそらくアマチュアに限っていえば、ごく一部であろう。強い選手は他の選手よりも優位に立とうとして、自分がもっていない勝利のための1%を躍起になって探す。もしかしたら、皆が才能のある選手だと思っている選手はこの様な地道な努力をしている凡人なのかもしれない。
全日本選手権への道⑪
しばらく更新が途絶えたのは、正月気分からなかなか抜け出せなかったからである。
でも安心してほしい。練習は普段通り行っている。ただ、最近左足の謎の冷えに悩まされ、まともに練習ができる状態ではなかった。今では無事に回復したが、今でも詳しい原因はわかっていないという状況である。また今度このことに関して記事を書いてみよう。
さて、今日は外での回復走を行った。昨日と一昨日にローラーとノンストップライドで追い込んだためである。1時間30分程度40km。やはりこれぐらいのペースで乗るのが一番楽しい気がする。明日はまたローラーで2時間のメニューが待っている。行う前から死にそうである。ただ目標に向かってやるべきことを行うだけである。
ニセコクラシック2020に参戦します
タイトル通り私はニセコクラシック2020に参戦します。
私は大会当日の年齢は22歳ですので、19~34歳の部にエントリー。ニセコクラシックはツールドおきなわと同じくホビーレーサーのトップの方々がエントリーすることで有名な大会。それに加えて遠征費はツールドおきなわと同じくらいかかる。。。学生にとっては少し参加しにくい大会。。。しかし、上位20%に入れば、グランフォンド世界選手権への出場資格を手に入れることができる。これは何としても手に入れたい!!
しかしながら、今年は開催日が全日本選手権の一週間前ということで、もしかしたら人によってはエントリーを断念する必要が出てくるかもしれない。ただ自分は今全日本資格を有していないため、とりあえずはこちらの大会に向けて調整をしていこうと思う。北海道なんて高校の修学旅行以来である。まぁ観光する暇など微塵もないとは思うが(笑)
今日からエントリーは開始している。遠方での開催ではあるが、ツイッター上では様々な選手が参加表明をしているのにくわえて、人気大会ではあるのですぐにエントリーしたほうがよさそうだ。
全日本選手権への道⑩
またまた更新が途絶えてしまった。言い訳をすると、いよいよ就活関連のイベントなどが多くなってきたのと、単純にこの頃の練習のモチベが下がってきてしまっていたというのもある。ここに戻ってきているということは、トレーニングに対する意欲は失っていないのでご安心を(笑)
さて、トレーニングはもうすでに2週間過ぎて、今はアクティブリカバリー期間で、今日も軽い負荷でひたすら一時間ローラーを回したのみ。楽そうだがかなり退屈である。
明日には2時間の回復走のメニューがある。もはや回復になっているのかわからない(笑)
間違いなく言えるのはメンタルの回復にはなっていないということだ。あさっての回復走は外に走りにいくか。
サイクリストの食事のすすめ
ロードバイクでレースに勝ちたい。その時、あなたは勝つために何をするだろうか。巡航速度が飛躍的にアップする超高性能カーボンホイールを買う?それとも高性能ジャージ?はたまたパワートレーニングでひたすらトレーニングを行う?様々な答えがあるだろう。しかし重要であるのにも関わらず見落としがちであるのが食事であると感じる。しかもこの食事についてはしばしば様々な議論が散見される。私が今回皆さんに紹介する内容が100%正しい情報であるとは限らない。しかし、信頼性のあるソースからの情報であるので、大きくは間違ってはいないのではないかと思う。注意してほしいのは、詳しい栄養の知識はないので間違っている箇所もあるかもしれないので、悪しからず。(ガッツリ保険かけとく)それでは本題に入っていこう。
糖質制限という名の罠
糖質制限。それはダイエットをするときに誰もが聞くワードの一つであることは間違いない。自分もレースに参加するにあたって試みようとした方法の一つだ。糖質制限は手軽に。確実に効果が出るのには間違いない。ただ、私たちアスリートはどうだろう?一日で長いレースだと6時間を要する場合もある。ヒトのエネルギー源の一つである糖質を制限してしまうと結果は誰だってわかるだろう。私自身も糖質制限を行った際に、体重はみるみる減っていったが、普段の練習などで明らかにパワーが出にくくなった。これは糖質制限の弊害と考える。それは私の体がポンコツなのではなくて、日本を代表するトップアスリート達も同じような経験をしている。いい例が錦織選手である。
そしてサイクリストなら多くの方が知っているであろう、アスタナのヤコブフルサングも糖質を見直して成功した一人である。
しかしながら、糖質を無限に取り続ければ体を最高のパフォーマンスに持っていくことができるかと言われれば、それは違う。パワーウェイトレシオと勝負している私たちにとっては体重増加は死活問題であるからだ。だから、あるポイントで糖質は制限しなくてはいけない。いや、制限という言い方はよくない。ここでは調整という言い方にしよう。では具体的にどのように糖質調整を行えばいいのであろうか。
糖質計算
糖質計算をしたことがあるだろうか。この糖質計算を実際に行ってみると、意外にも私たちアスリートはかなりの糖質を要することがわかる。
アスリートである私たちが必要な一日あたりの摂取目標量は体重1kg当たり6~10gである(毎日一時間以上走りこむ相当の運動量を行う場合)つまり、体重60kgである私の場合、一日当たり360g~600g必要であることがわかる。これはご飯茶碗7杯分ぐらいなのである。それを毎日食べている人はかなり少数派なのではないだろうか。(私の勝手な憶測であるが)糖質不足になると、筋グリコーゲンが著しく減ってしまい、ロードレースの様な長時間の運動をするスポーツになると、後半に体力が持たなくなる。また、日々のトレーニングでも、毎日のトレーニングの回復が追い付かなくなるので、トレーニングメニューも最後まで完遂することができなくなる可能性が非常に高い。これでは本末転倒である。なので、私たちはそこまで糖質制限に関して、敏感にならなくてもいいのかもしれない。むしろ日ごろから摂取している糖質は足りていないのではなかろうかという気持ちをもって、この糖質計算に臨む必要があるのかもしれない。
たんぱく質のかしこい摂取方法
糖質と同じぐらい話題に上がりやすいのが、たんぱく質である。たんぱく質にも糖質と同じく、一日あたりに必要なたんぱく質の量が決まっている。私たちのようなアスリート(毎日1時間以上走りこむ相当の運動を行っている)は体重1kgあたり1.4~1.7kgである体重60kgの私の場合、84g~102g必要である。注意してほしいのは前述した糖質量を摂取した場合、かなりのたんぱく質を摂取することになる。そこに日ごろのプロテインやお肉を合わせると結構上記のたんぱく質の量に近くなるのではなかろうか。そしてもう一つ注意してほしいのが、たんぱく質は摂取すればするほど筋肉に変わる魔法の栄養素ではなくて、自分の体で処理しきれないたんぱく質は脂肪に変化して、体内に蓄えられる。これでは本末転倒である。邪魔な重りがまた増えるだけだからである。こんなことを毎日考えながら食事をするのは、食事の楽しさが失われそうな気がする。この様な記事を書いている私も同感だ。しかも、食事がワンパターンになりそうな気がする。プロロードレーサーが食べるのも自分たちの仕事であるとはよく言ったものだ。
結局何を食べればいいのか?
おそらくここまでこの記事を読んでいただいた方々は一体何を食べればいいのか?という答えに行き着くであろう。私は料理評論家ではないので、そこに関して詳しく言及することはできない。しかし、私のおすすめの書籍を紹介しておこう。ウイダートレーニングラボの細野恵美さんが監修している「スポめし」という本である。この方は実際に錦織選手などの有名選手の栄養管理をしていた実績がある方で、非常に参考になった。今回、この記事では紹介しきれなかった、ビタミンやミネラルなどのことにも細かく言及している。そして、栄養を補える実際のメニューもたくさん載っているのでぜひおすすめしたい。私がこの記事を書くにあたって参考にした本でもある。